知的障がい、発達障がいがある方と、チアダンスの関係②
チアダンススクールJUMPSです 😀
この記事は、知的障がい、発達障がいがある方と、チアダンスの関係①
からの続きです。
大好評に終わったクリスマスパーティーの後、正式にそのクリスマスパーティーを主催されていた方から、
「知的障がいがある方を対象にした、チアダンスレッスンを実施しませんか?」
と、思ってもない提案を頂きました。
当時の私は、嬉しくて仕方がなかったのを覚えています。
以前のクリスマスパーティーでの盛り上がりを目の当たりにして、「チアは、知的障がいのある方に合う!」と確信していたし、何よりチアであんなにも沢山の人と、言葉なんかなくても盛り上がれる事が嬉しくて、早く皆さんに再び会いたくて。
確か、2007年の3月だったと思います。
知的障がいのある方を対象にした、チアダンス体験会を企画頂きました。
そして、その時にも驚くべき事が起こったのです!!
当日、体験会の場にこられたA君は、知的障がいと身体障がい両方ある方で、A君の保護者様からは
「この子は体力的に問題があるので、20分動いたら10分は休憩させて下さい」
という申し送り事項がありました。
しかし。。
会場でポンポンを見るなり、A君は一瞬で目がキラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°に。
初めて手にするポンポンに、明らかにワクワクした様子でした。
その後、テンションが上がり切ったA君は、なんとスタッフの制止をもろともせず、50分間ポンポンを振りまくり、動きまくり、走りまくりのノンストップ。
休憩など、すっかり忘れて楽しまれていました。
そのA君の、心から楽しんでいらっしゃる様子を見て、またもや私は
「チアを、知的障がいがある方に提供したい!提供し続けたい!!」
と強く思うようになるのです。
その後、4月より知的障がいがある方が、
・自分をいきいきと表現すること
・普段の運動不足を解消すること
・大きな声を出し、ストレスを発散すること
・ポンポンを持ち、音楽に合わせて楽しく身体を動かすこと
を目的に、土日のクラスが開講。
その後、で上記の目的に加え
・習い事として、目標を持ちそれをチームで共有しながら上達していく
・イベント出演もし、自分のチアで見ている人が元気になることを知り、成長する
事も加えて、毎週水曜日のクラスも開講となりました。
その後は、発達障がいのある未就学児、就学児を対象に
チアを通して「ルールを守る」「お友だちと息を合わせる」「協力する」などのソーシャルスキルを身に付ける
事を目的とした、
「チア療育」クラス
も開講して頂き、子ども達のチアを通した成長に沢山立ち会うことが出来ました。
現在も、色々と形を変えながらではありますが、JUMPSは継続して知的障がいのある方々にチアダンスを指導し続けています。
このような、有意義なチャンスを与えて頂けたこと、主催者様には本当に感謝しております。
そして、やはりチアを通して、沢山の知的や発達に障がいのある方々と交流が出来、またその方々が喜びや生き甲斐や社会性を持って頂くお手伝いが出来ている事を本当に誇りに思っています。
またしてもこれだから、チアはやめられない!!のです。
これからも、チアを通して「 😀 笑顔の輪っか 😀 」を広げていきたいと、強く思っています。